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アメリカで訴訟弁護士として活躍中! バックナンバー
須山 大樹さん
大手法律事務所Morrison & Foerster LLP勤務

 

現在のお仕事について教えてください。
 ロサンゼルスで訴訟弁護士をしています。千人以上の弁護士がいる事務所ですが、私はバイリンガルであることで、同期に比べていろいろな仕事を手がけるチャンスがあると思います。また、通常、顧客とコンタクトを取るのは上司の弁護士となるわけですが、私の場合、日本人のお客様は直接私にご連絡をくださいます。日本に行く機会も多いですし、お客様と直に接することができるため、人間関係も築けて、仕事も楽しいです。

ISSロサンゼルス校で受講したきっかけは?
 私は日本で生まれ、12歳の時にアメリカに来ました。家庭内では日本語、学校では英語という環境でした。大学に入った頃にISSの広告を見て、通訳のアルバイトをしようかと体験レッスンを受け、レベルチェックテストを受験したんです。
 テストは予想外に難しくて、判定は基礎科でした。自分では簡単な通訳の仕事ならできるのではないかと思っていましたし、もっと上のクラスに入れると思っていたので、かなりショックでした。英語が話せるだけでは、通訳・翻訳はできないんです。大学に入ったばかりの自分には、表現力、語彙数、基礎的な社会知識が不足していました。ロサンゼルス校には、1991年9月に入学して1年半ほど通学し、最後は一番上の研修科でした。

在学中はどのように勉強していましたか?
 上達には授業の予習復習も大切ですが、自分で積極的に練習することが重要だと思います。私がよくやっていたのはシャドーイングです。日本語や英語のテレビを観ながら、同時通訳の練習もしていました。分からなかった単語は、後で調べます。
 また、日本人以外の人たちとの交流も異文化理解のために必要ですね。通訳・翻訳には広い知識が必要ですが、自分の好きな分野を見つけて、誰にも負けない専門を作ることも重要です。日常会話程度の通訳ができる人なら大勢います。しかし、専門的な分野を的確に通訳・翻訳できる人は非常に貴重な人材です。

ロサンゼルス校で学んだことは、その後どのようにお仕事に役立っていますか?
 大学卒業後CPAになりましたが、ISSで通訳・翻訳を学んでいたお陰で、日本語と英語どちらも社会人の言葉が身に付いていたので、重宝しました。大手会計事務所に3年間勤めた後、ロー・スクールへ行き、弁護士となりました。
 法律用語を日本語と英語で理解していて説明できますので、クライアントとの打ち合わせにはとても役に立ちます。 仕事で扱う内容は、専門性が高くとても複雑なものですが、通訳・翻訳訓練で培ったスキルで、さまざまな状況を的確に日本語と英語で表現することができます。
 ISSでの訓練は指導も厳しく大変でしたが、それを通して、今のような国際ビジネスで通用する語学力を身に付けることができたと思います。今後はこの語学力を生かしながら、相手の気持ちに立って考えられる、信頼される弁護士となりたいと思っています。

 

米マイナーリーグ選手から大学へ。卒業後ISSにてビジネスで通用する語学力を鍛え、現在は大手スポーツ紙メジャー球団担当特派員として活躍中 バックナンバー
浮田 圭一郎さん

 

アメリカ留学のきっかけは何ですか?
 中学の頃から、大リーグで野球をしたいという夢を持っていました。そのためには英語は必須だと思っていたので、高校では国際コースに進学しました。その学校では、日により英語の授業が一日4時間ということもあるくらい、英語に力を入れているところで、自分もかなり勉強しました。
 大学は法学部へ進んだのですが、夢をかなえるために卒業後に渡米しました。アメリカのマイナーリーグで2 年間ほど野球をしたのですが、けがで退団したため、こちらで大学に入学することにしました。スポーツマネージメントと指導論を学びました。授業の合間には野球部のコーチをやっていましたし、やはり生活は野球中心で、十分に学業をした充実感がないままに卒業を迎えてしまいました。

ISSロサンゼルス校に入学した目的は?
 それまで自分が使っていた英語というのは、野球選手や学生たちとの会話が中心でした。もちろん野球に限ったことであれば専門的な話もできますが、一般的にはこの英語レベルでは、国際ビジネスの世界では通用しないだろうと感じていました。もっと視野を広げて知識も増やす必要もあると考え、OPT 期間を利用してISSロサンゼルス校 に入学しました。
 日本での就職活動を念頭におき、限られた時間の中で集中的に学ぼうと決め、平日プレ入門科(週4 日)と翻訳クラスを受講しました。在学中にメジャーリーグの通訳の仕事も経験しました。現在は、日本の大手スポーツ紙特派員として、シアトルの球団と共に全米を飛び回って取材しています。

ロサンゼルス校で学んだことは、どのように役立っていますか?
 ロサンゼルス校の通訳・翻訳授業では、単語を英語や日本語に置き換えるのではなく、内容を正確に伝える訓練を受けました。これは今でもとても役に立っています。
 たとえば、インタビューを訳す際、単に単語を置き換えただけでは、選手やコーチの思いが正確に伝わりません。ニュアンスも含めた内容が伝わるように、その場にふさわしい単語や表現を使う必要があるのです。また、選手の中には、南米出身で英語が苦手な選手も多いので、彼らが何を伝えたいのかを、言葉を選んで相手が答えやすいようにインタビューしていきます。
 この仕事は、野球音痴にはできません。野球のスラングの知識も必要です。選手時代の経験も役立つし、何よりも野球に携わる仕事ができて幸せですね。自分が取材を担当している球団には、一流の日本人選手たちがいます。この二人を取材できることは夢のようです。プレーヤーは記者に対しても要求は厳しく、記者を3年やってようやく一人前と認めてもらえます。自分は現在2年目です。今は、できることに精一杯チャレンジして、その先に見えてきたものが、次の目標になると思っています。失敗を恐れずに、目の前のことに一生懸命に取り組むように努力していけば、壁にぶつかっても頑張って乗り越えられると思っています。

 

通訳者に憧れ、ロサンゼルス校に留学。
  現在は、日本の有名大手半導体メーカーで、社内通訳者として頑張っています。
バックナンバー
今井 奈央さん
平日プレ入門科修了

 

ISSロサンゼルス校に留学したきっかけは?
 通訳者に憧れていましたので、日本では塾の英語講師として働きながら、自分でも英語の勉強は続けていました。ただ、塾で教えていたのは受験英語だったため、自分の英語力アップに伸び悩みを感じていたのです。自分に不足しているリスニング力などを強化するには、アメリカ留学が必要だと思いました。留学するなら、英会話を学ぶのではなく、通訳技術を学びたいと思い、インターネットでリサーチしていた時に、ISSロサンゼルス校を発見しました。

留学生活はいかがでしたか?
 公私ともにとても充実していました。アメリカ人家庭にホームステイしていましたので、家では英語オンリーだったわけですが、学校で学んだことを、帰宅後、家族を相手に即実践していました。たとえば、授業に出てきた時事トピックスなどについて、家族や友人と話す、といったように、意識して新しい単語や表現も使い、身に付けるように心がけました。また、日本から家族や友人が遊びにきた時には、通訳をしました。楽しみながら、飛躍的に語学力アップができたと思います。

ロサンゼルス校での訓練はいかがでしたか?
 毎日、予習・復習、リサーチなどで大変でしたが、充実していました。通訳テクニックをはじめ、ビジネスで使える大人の英語・日本語を学びましたので、今、本当に役立っています。授業ではシステマティックに、リテンションを高め、訳出できるように訓練していきますが、あれは独学では無理だと思いました。

現在のお仕事について教えてください。
 現在は、日本の有名大手半導体メーカーの社内通訳者として勤務しています。ロサンゼルス校から帰国二週間後に決まりましたので、自分でも驚いています。
 毎週、アメリカのクライアントとインターネット会議で通訳をしたり、アメリカや諸外国の取引先と英語でEメールや電話で連絡を取り合ったり、社内文書の翻訳などをしています。

ロサンゼルス校での訓練はどのように役立っていますか?
 たとえば、ノートテーキングでは、聞き取ったことについて「絵が描けるように」する訓練を受けました。言葉を機械的に表面上だけで捉えようとしても理解できないし、誤訳にもつながります。本当に意味していることを瞬時に理解できるように、毎日鍛えられました。留学中に学んだことを日々の仕事に生かせるように、教材は、今、改めて活用させていただいています!

半導体メーカーということで、かなり専門的な通訳・翻訳が必要になりますね。
 入社前には、関連の本を多読して自分なりに勉強しました。上司をはじめ、周囲は、半導体の専門家ばかりです。教えていただきながら、仕事をさせていただいているという、大変恵まれた環境にいますので、とても感謝しています。同時に、皆さんに甘えずに、一度教わったことは、もう聞かない、と自分に言い聞かせ、自分の単語帳などを作り、毎日真剣に努力しています。

今後の目標や計画を教えてください。
 今は、目の前の仕事を確実にこなしていけるように、努力を続けます。今後は、逐次通訳の技術を高め、ウィスパリング技術なども身に付けていきたいです。休暇などを利用して、ロサンゼルス校で短期集中訓練を受けることなども考えています。
 専門知識を身に付け、通訳・翻訳技術を磨き、半導体の分野なら誰にも負けないくらいの通翻訳者として、会社に信頼されるようになりたいと思っています。

 

映像翻訳の仕事の幅を広げるためにISSロサンゼルス校へ留学、 ISSロサンゼルス校の紹介で現地での就職が実現しました! バックナンバー
林 道代さん
(ISSロサンゼルス校 卒業生)

 

ISSロサンゼルス校への留学のきっかけは?
 私はそれまでフリーで映像翻訳の仕事に携わっていましたが、初めての留学を決意した時に、通訳の勉強ができるISSロサンゼルス校に興味を持ちました。
 当時は自分のリスニング力に自信がなかったので、原稿がある映像翻訳の仕事だけを受けていましたが、原稿がない仕事の依頼が増えつつありました。そのため、このままだと仕事が限定されてしまうのではないか、という危機感が募っていました。
 また、私はそれまでに留学経験がなく、仕事を抱えながら英語の勉強をしてきましたので、日本で英語を勉強することの大変さ、常にモチベーションを保つことの難しさを実感していました。だからこそ、どうしても留学したいという強い思いがありました。留学して、英語の総合力、特にリスニング力を向上させることで、将来的に仕事の幅を広げていくことができるのではないか、そう考えました。
 そして、リスニング力をアップするためには通訳の勉強が最適ではないかと思い、ISSロサンゼルス校への留学を決めました。この時の判断は正しかったですね。友人がISSに通っていたこともあり、安心感もありました。

ISSロサンゼルス校での授業はいかがでしたか?
 留学当初は授業についていくのが精一杯でしたが、授業の内容はまさに期待通りだったのでとても満足していました。また、先生は現役のプロなので、現場の話や実践に則したことを教えていただけるのがとても良かったです。
  最初は入門科、そして基礎科へと進級しましたが、基礎科になってからはさらに授業の予習・復習が大変でした。午後1時からの授業に合わせて、朝9時から12時半までの3時間半は必ず予習の時間に充てていました。授業で扱うテーマに関する背景や単語などをひたすら調べることに時間を費やしました。そして授業後は復習です。
 クラスメートのレベルは高いですね。日系アメリカ人の方やアメリカの大学を卒業している方、在米10年以上の方がいて刺激が大きかったです。こういうつながりを持てたことは財産だと思っています。

在学中はどのように勉強していましたか。
 普段の生活で学ぶ英語もとても重要であると先生からアドバイスを受けたので、日常生活でも学べる機会は逃さないようにしていました。
 まず、ニュースを見ていると、授業で習った単語がどんどん出てきます。これには本当に驚きました。単語や表現などは、机上の勉強ではなかなか覚えられないし使えるようにならないものですが、留学中は生活の中で繰り返し聞き、使うので、どんどん身に付いていくのです。習った単語をニュースや新聞で発見すると、嬉しくてもう一度調べるようにしていましたので、本当の意味で使える語彙・表現が増えました。また、授業で扱うテーマは、政治・経済から科学分野など、とても幅広く網羅されているからでもあると思います。
 それから、地域では小規模なセミナーやレクチャー等が頻繁に開催されているので、新聞やインターネットで見つけては参加するようにしました。ディスカッションの場面では発言したこともあります。料理などさまざまなカルチャーを安く教えてくれるセミナーや、参加無料のイベントも多いです。参加することでネイティブと交流できるので、利用しない手はないですよね。

ロサンゼルスでのお仕事が決まりましたね。
映像やゲームのローカライズの会社に就職が決まりました。今までの訓練や経験を生かせる仕事ということで、ISSロサンゼルス校のスタッフの方にご紹介いただいた企業です。その会社で就労ビザのサポートをしてくださるので、本当に運が良かったと思っています。

今後についてお聞かせください。
 当面はできるだけ長くアメリカで働き、数年後には日本に帰国することになると思います。帰国後は、通訳・翻訳の両方ができることを武器としてアピールしていきたいです。そのためにも、通訳の勉強はこれからもずっと続けていきたいです。

 

■ ISSでともに学んだクラスメイト、 今は企業内通翻訳者の同僚としてLAで働いています! バックナンバー
平井麻衣子さん、亀井順子さん

 

平井さんと亀井さんはそれぞれアメリカの大学を卒業し、通訳・翻訳スキルを磨くために入学したISSで知りあった。現在はLAにある企業の社内通翻訳者の同僚として、お互いに切磋琢磨する日々を送っている。そんなお二人にISS LA校での勉強時代を振り返ってもらった。

ISS LA校に入ろうとしたきっかけは?
平井さん:アメリカでの大学卒業後はそのままこちらに残って仕事をしていました。もともとISSは知っていて興味がありましたが、当時は忙しくて通うことができませんでした。そのうちに勤務先が事業縮小となったのですが、日本への帰国というよりも通翻訳の勉強をする良い機会だと思ったんです。私はアメリカの大学を卒業しているので、より専門性があって手に職をつけられる職業訓練校である点、そしてビザのサポートがあることも大きな決め手になりましたね。
亀井さん:私もアメリカの大学を卒業しましたが、大学での専攻が直接ビジネスとは結び付かなかったため、当時は今後の進路で悩んでいました。私はもともと文章を書くことがとても好きで、翻訳には興味があったんです。ISSならビザのサポートもしているし、通翻訳のスキルを身に付けたいと思いました。授業見学をした時に、まだまだ勉強することがあることに気付かされて、すぐに入学の手続きをしました。

授業を受けてみていかがでしたか?
平井さん:アメリカに長く住んでいると、日本語に英語が混ざった独特な話し方が自然に身に付いてしまいます。通い始めた当初はその癖を直すのに苦労しました。授業では、英語が混ざった日本語ではなく、正しい日本語表現の訓練を受けました。
亀井さん:大学ではもちろんすべて英語による授業を受けていたので、いちいち日本語に置き換えることなく、理解したつもりでいました。でも、ISSの授業で英語を日本語に置き換えるという作業をしてみると、簡単な言葉なのに、英語を聞いてすぐに日本語が出てこなかったんです。英語と日本語の言葉を瞬時に置き換えていくという通訳の訓練に慣れることに最初はとても時間がかかりました。

授業の雰囲気はいかがでしたか?

亀井さん:私たちのいたクラスは受講生が10名ほどと、基本的に少人数の構成で、先生によくみてもらえて良かったです。クラスメイトとも仲が良く、和気あいあいとしていました。
平井さん:少人数なので、いつ自分が当たるか分からない状況で良い意味での緊張感がありましたね。

当時はどのように勉強していましたか?

平井さん:授業の前後に勉強しました。翻訳の授業では関連した調べものが多く、宿題には時間をかけていました。学科の多い大学時代とは違って、当時は通翻訳に絞られていたので、集中して勉強できたと思っています。
亀井さん:午後からのクラスの時には午前中に復習していました。クラスでは政治、経済から医療までさまざまな分野をカバーしています。その分野の基礎知識が自分の中にないと訳が稚拙になってしまうため、自分で調べることは多かったです。

現在は同じ職場で通翻訳者として働いているそうですが、いかがですか。
平井さん:基本的に私たち2名体制で通翻訳者として働いています。通訳と翻訳の割合は2対8で、翻訳の方が多いですね。英日と日英の両方がありますが、翻訳は2人で作業をします。ISS時代から一緒なので、お互いに相手がどういう訳し方をするのか分かります。
亀井さん:その点は本当にやりやすいです。お互いの得意なところと苦手なところを補完しながら調整しています。また、通訳の仕事ではその場ですぐに反応が得られるのが良いですね。目の前のお客様から感謝されると、コミュニケーションの橋渡しができたという満足感があり嬉しいです。
平井さん:通訳はあとで言い直しができないため、翻訳と違う緊張感があります。翻訳は限られた時間内でやり直しができますが、ずっと室内で作業をするため、通訳業務で外に出て仕事をするのはとても良い気分転換にもなります。
亀井:そうなんです。だから、今の通翻訳の仕事の割合はちょうど良いと思っています。

最後に、今後について教えてください。
平井:私は自分で書くことも読むことも好きなので、今後も幅広く翻訳に取り組んでいきたいです。
亀井:希望だった法律関連の翻訳を行っていますが、まだまだこれからがんばりたいと思っています。

 

■ アメリカにある日系製薬メーカーで、社内通訳者として勤務中 バックナンバー
   日高あゆみさん

 

ISSLA校への入学のきっかけをお話しください。
 私は日本の高校卒業後アメリカに留学し、こちらの大学を卒業しました。卒業後は日系のメーカーで秘書や社内翻訳の仕事をしていました。ある時大きな会議があり、プロの通訳者に通訳を依頼した事があります。その時の通訳された方の仕事ぶりが実に素晴らしく、その時から通訳という仕事に興味を持ちました。その後ISSのことを知り、話だけでも聞こうと無料セミナーに参加しました。その中で校長先生が「どんなことでもやる気が大切であり、その気で勉強すればプロの通訳者になるのも夢では無い」といった主旨のお話をされたのです。その頃、私にとって通訳者というのはまだ憧れの対象だったのですが、校長先生のお話を伺い、その気があるのならば思い切って挑戦してみようと考えISSに入学しました。

実際に授業に出られてみていかがでしたか?
 土曜日の午前中に開講していた「入門科」を受講しました。とにかく授業に出るのが楽しくて、土曜日のくるのが待ち遠しかったのを覚えています。通訳技法が学べたということもありますが、現役のベテラン通訳者でもある担当の先生が、プロとしての心構えやちょっとしたプロのコツをお話しくださったのが良かったですね。クラスでは「メモに頼らず内容をキチンと伝える」とか「長い話を正確に記憶する」といった通訳者としての基礎をしっかりと叩き込まれました。ISSで学んだことは今の仕事にそのまま生きているように思います。

その後実際に通訳者になられたのですね。
 はい、実は最近転職をしまして、今は100%通訳の仕事です。ちょうどISSでの研修の2学期目だったと思いますが、今の会社で社内通訳者を募集していることを友人が教えてくれました。自分としては今後通訳の仕事をしていきたかったので応募したところ、幸運にも採用となりました。後で随分と応募があったと聞きましたので本当に良かったと思っています。

それはよかったですね。何が合格の理由だったと思われますか?
 今の仕事は日本人社長の専属通訳なのですが、私が過去に同じ業界にいたことと、秘書経験の有ることが買われたのではと思っています。通訳に関しては、応募者の中には米国での生活が長くて本当に英語の上手な方もいらしたのですが、専門的に通訳の勉強をしたことのない方が多かったように思います。アメリカには通訳者養成の学校がほとんど無いので仕方無いとは思いますが…。その点、私はISSで専門的な訓練を受けていましたので、面接ではそのことを自信もってお話しいたしました。その点も良かったのかもしれませんね。

今の生活はいかがですか?
 転職をきっかけに、西海岸から東海岸に引っ越してきました。私は大学時代からずっと西海岸だったので、まだ生活そのものが新鮮ですね。仕事は会議の通訳は当然として、社長が関わる全てのミーティングや訪問にアテンドして通訳をしています。経営戦略や、製薬に関する専門的な内容を正確に伝えなくてはならないので、学ぶことが多く、充実した毎日です。

今後のキャリアはどのようにお考えですか?
 まずは現在の仕事に全力を尽くしたいと思います。ただ、現在付いている社長が将来日本の本社に帰国する時が来ると思います。その時は、今の会社に残るか、あるいはフリー通訳者して独立するか、様々な選択肢が出てくるのではと思っています。

通訳者を目指す方に何かメッセージはありますか?
 どのレベルを目指すにしろ、自分で興味があるのなら前向きに取り組まれたらいいのではないでしょうか? 場合によっては多少の時間はかかるかもしれませんが、必ずよい結果が出ると思いますし、前向きに努力したことは決して無駄にはならないと思います。

 

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